私の医学部合格作戦 2020年版 (YELL books)

昔、宅浪時にこの本にお世話になり、以来毎年趣味でこの本を買っていますが、近年は開智高校とかいう埼玉の私立高校出身もしくは神戸講師会という塾出身の合格者が多いです。明らかに高校や塾が宣伝目的で生徒に書かせているのでしょう。あざといですね。そして、強く感じることが一つあります。この本は合格体験記であると同時に、次の世代の受験生に勉強法を伝えるのが目的の本ではないのでしょうか？しかし、自分の出身校自慢？だったり、経歴をうだうだ書くなど、正直どうでもいいことを書いている人がとても多いです。これでは次の受験生の役に立ちません。数年前はもっと勉強法に力を入れた投稿者が多かったんですがね。出版社はもっと厳選すべきです。今年でまともなのは愛光高校から愛媛大学に現役で受かった人と、再受験で三重大学に受かった人でしょう。二人とも相当やばいレベルからの合格です。愛媛大氏は本番実況中継と受験時の成績表があってよいです。ただ、数学や物理はちょっと勉強不足な感じがしました。さすがに１対１だけは不安です。また、三重大氏は完全な独学です。使っている本は全て普通の本屋で売っている市販のもので、かつ各教科の勉強方法が詳細に載っています。私も宅浪時代に使っていた本が多く、今でも通用するんだなと感慨深いです。偏差値３８から河合の医進模試で全国トップレベルまで成長しており、勉強方法も信頼できるのではないでしょうか？最後にブログやら学習教材？のことが載っています。興味があればためしに一冊分だけ買ってみるのもいいかもしれません。ブログも勉強法やらたくさん書いてありましたが、私はまだ読んでいません。